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緑内障

緑内障とは、視神経が一般よりも早く傷んでしまうことでおこる病気です。病気が進行すると視野が狭くなっていきますが、自覚症状が現れにくい病気でもあり、気づいた時には、もうかなり進行しているということもあります。早期に診断を受けることが重要な病気です。

進行するかどうかには眼圧が重要と考えられています。眼圧とはタイヤの空気圧のようなもので眼球の硬さです。もともと10-21mmHgが正常範囲とされていましたが、日本人の7割が正常眼圧緑内障、つまり正常範囲の眼圧なのに緑内障であるということが明らかになりました。

現在では患者さんごとにちょうど良い眼圧は異なります。

例えば18mmHgは正常範囲ですが、この数値で進行する、つまり視野が悪くなるならばもっと眼圧を下げる必要があると考えられています。

治療について

緑内障の治療は、眼圧を下げることを基本にしています。点眼薬での治療やレーザーによる手術、外科的な手術があります。まずは、検査をして、治療方針を検討して治療方法を決めます。

一度失った視野を取り戻すことができない病気ですので、40歳を超えたら、定期的に眼圧検査・眼底検査・視野検査などの検査することをお勧めします。

当院では静的視野検査、動的視野検査の2種類の視野検査が可能です。

また最先端のOCTという機器を用いて視神経の層の厚さを計測し、緑内障の程度を正確に把握することが可能です。

点眼治療が基本ですが、点眼では十分に眼圧が下がらない場合は必要に応じて手術を行います。

近年、眼への負担がとても少ないMIGS(minimum invasive glaucoma surgery)という手術が普及してきており当院でもご相談に応じます。手術により緑内障点眼薬を減薬したり中止できる可能性があります。

MIGS(低侵襲緑内障手術)

目の中は房水という水が絶えず毛様体という所で作られ、線維柱帯というところで吸収されています。

房水の作られる量と吸収される量のバランスで眼圧が決まります。

線維柱帯切開術

線維柱帯という房水が吸収される場所はお風呂の排水溝のようにメッシュ構造になっています。

このメッシュの部分が詰まりがちになると眼圧が上がってしまいます。

手術でこのメッシュの部分を切り開くことで眼圧が下がる効果が期待できます。

白内障手術と同時に行うことができます。5-10分程度の手術で局所麻酔、日帰りでの手術が可能です。

ただし、切り開くことである程度出血が起きますので数日間むしろ霞んで見づらくなります。出血は自然に吸収され見えるようになり、眼圧が下がります。

iStent(アイステント)挿入術

線維柱帯にiStentというごく微細な筒状の器具を挿入します。筒の中を房水が通り、眼圧が下がる効果が期待できます。切り開く、前述の線維柱帯切開術よりは出血が少ないメリットがあります。

白内障の手術プラス5-10分程度の手術で局所麻酔、日帰りでの手術が可能です。

iStentはこのようにとても微細な構造物です。

このiStentを線維柱帯に埋め込みます。線柱帯切開術の場合はここを切り開きます。

 

緑内障手術にはこれらのMIGS以外に線維柱帯切除術やインプラント手術など効果が大きく、やや大規模な手術があります。

必要な場合は連携先病院(松江日赤病院や島根大学病院)に適切にご紹介します。

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