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著作紹介①糖尿病網膜症の硝子体手術の説明について

[2022.04.02]

 

私がこれまでに書いた著作物のご紹介をします。

今回は第一回。

臨床眼科、という眼科医向けの雑誌の2020年の増刊号です。

眼科医向けの雑誌という時点でマニアックですが、眼科医向けの雑誌の中ではメジャーな部類に入ると思います。

患者さんにどのように病気を説明したら良いか、同意書はどのように作ったら良いか、などを解説するというテーマで作られた本です。

やっぱりマニアックですね。

ここで色んな病気が説明されている中で、私は増殖糖尿病網膜症の硝子体手術、というテーマで執筆依頼があり、書かせて頂きました。

糖尿病網膜症については、本ホームページの病気の説明のページも参照して頂きたいです。

短く説明しますと、

網膜の血管が傷んで、目の中で出血したり、ひどい場合には網膜が剥がれたりする病気です。

目の中の出血を取り除いたり、剥がれた網膜をちゃんと修復して、目の中を良い状態に戻すためにするのが、硝子体手術です。

私はこの硝子体手術を専門としていましたので、手術の前や後に実際の患者さんに質問された時のことなどを思い出しながら、原稿を書きました。

患者さんに掲載許可を頂いて、眼底写真も掲載させてもらいました。

糖尿病の目の病気は最初は無症状ですが、症状が出てきたときにはもうかなり病状が進んでいることがあるというのが恐ろしい病気です。

早い時期に適切な治療をすると、そこまで悪くならないで手術もしなくて済むことが多いです。

糖尿病と診断されたら必ず定期的に眼科に受診すること!!

強くオススメします。

 

 

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