眼内レンズ研究会は元々札幌で行われていた白内障手術に関して、珍しい現象や、新しいテクニックなどを報告し、熱い議論を交わす会です。

札幌医大出身の、手術に熱心な先生が中心となって行われていました。

私は北海道大所属でしたが、手術に興味があるということで誘って頂き、参加させてもらっていました。

私自身もそこで毎回何かしら発表させて頂き、議論を通じて学んでおりました。

今回はコロナ禍ということでWeb開催となったので、札幌から遠く離れた島根県の自院から発表させて頂きました。

いまいましいコロナですが、遠くの学会や研究会に手軽に参加できるというのは良いところです。

しかしながらWebでの講演は発表中、聴いている方々はマイクを切っているのでリアクションが感じられません。

通常だと、会場がざわついたり、おー、とか、それは違うでしょー、とかリアクションが感じられるのですが、Webでは全く分からず、ウケているのか、引かれているのか、壁に話しているようで不安になってきます。

発表後は少し議論ができるのですが、なかなかちょっと難しいなと思いました。

とはいえ、日頃の疑問に思うことを出し合って専門家どうしで話し合える会は貴重で、今回も短時間ながらとても勉強になりました。