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ASUCAアイクリニック見学記

[2023.06.20]

先日、仙台駅直結のビルの上層階にあるアスカ・アイクリニックを当院のスタッフと一緒に見学してきました。
白内障手術、硝子体手術など眼科手術の分野で世界的に注目を集める野口三太郎医師が2022年に立ち上げたクリニックです。
野口先生といえば、当院でも使用している手術時の笑気麻酔の眼科手術での応用を広めた先生でもありますし、国内でまだあまり使用されていない新しい眼内レンズを多数使用し、その成果についての報告もされるという最先端のドクターです。
最近では眼内レンズを入れ替える手術の際に非常に有用な器具を開発されたり、人工の水晶体嚢を開発されたりと、眼科手術において、痒いところに手が届く、実臨床に直結する研究を多数されております。
ほぼ同年代で専門性も近いということで、個人的にとても注目しており、見学を楽しみにしておりました。

受付、待合は仙台駅前から市内まで一望できる眺望で、ホテルのロビーのようで居心地の良い空間でした。
検査機器はもちろん非常に充実しており、検査の使い方も野口先生の強いこだわりが感じられ勉強になりました。

何より驚いたのは、入り口の受付の横がガラス張りの手術室になっていたことでした。
内装も黒でシックに統一されており印象的でした。
実際の手術で使用する時はプライバシーに配慮し、スクリーンで隠し、希望があれば開く、とのことでした。
こんなところで手術を受けるということを患者さんがイメージしやすいように、とのことでした。
手術を専門にしたクリニックであることを強く打ち出しており、覚悟を感じました。
1日の手術件数がとてつもなく多かったり、臨床研究のための仕組みがあったりなど、やはり通常のクリニックとはかなり異質な超先端的なクリニックでした。

クリニックのコンセプト的にもなかなか真似はできませんが、ここで学んだことをまた日々の臨床に生かしていきたいと思いました。
野口先生には診療後のお疲れの時間に、長時間余すところなく見学させていただき、たくさんの質問にも答えていただき、感謝が尽きません。

ありがとうございました。

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